前回の続きでインターネッとについて少し書きます。マイクロソフトはOSの分野で覇権を取り独走状態になりましたが、コンピュータの使い方がインターネットが主流となってきた今は色んなライバルが現れてきました。
アメリカのブロードバンド契約者数は6052万人、日本は2830万人、中国は2007年末で6646万人で世界1位になったそうです。しかし100人あたりに直すとアメリカ20人、日本22人、中国5人となるそうです。
中国の潜在的な需要は計り知れない物があると思います。マイクロソフトがヤフーを傘下に置きたかった理由はグーグルに対抗する検索エンジンのシェアを取りたかったからです。
今インターネットの使い方で一番多いのは検索エンジンでを使った情報収集ではないでしょうか。アメリカの検索エンジンシェアはグーグルが56%、ヤフー 16%、マイクロソフト7%だそうです。日本ではヤフー56%、グーグル31%ビッグローブ4%、マイクロソフト3%だそうです。ところが中国では百度 65%、グーグル21%、ヤフー5%という事らしいです。
世界中からみても百度(バイドゥ)はグーグル、ヤフーに次いで3位だそうです。中国語の解析に適した事で中国市場を制したようです。その中国市場を狙ってソフトバンク、モバゲイタウン、ミクシィなども進出し始めました。
注目すべきは日本ではインターネットを携帯電話でのみ使用している人が1000万人を突破したそうです。固定電話の普及を携帯電話の普及が追い越してしまった中国では、まだ携帯でインターネットに繋ぐことが一般的ではありません。携帯自体が適していません。
しかしiphoneなどの簡単にインターネッとに繋ぐ事ができる機種が出てくると益々インターネットの海が広がっていく事でしょう。中国を制する者が世界を制すると言われていますので、また革新的なことが起こりそうです。