こんにちは!
前回は軍手の手首部分の「ゴム糸」についてお話しましたが今回はもう一点、ちょっと小ネタ的な部分になります。
実は軍手の手首部分にはゴム糸と合わせてもうひとつ入っているものがあるのです。
そうそれは…
「輪ゴム」なんです。
本当に所謂輪ゴムなんです。
では一体どこに入っているのでしょうか。

まずロックミシンに輪ゴムをセットします

続いて手袋をセットします

ミシンを二重にかけて輪ゴムを覆っていきます
このように「ロックミシン」という特殊なミシンで手首の一番端に輪ゴムを入れて装着時にめくれたりしないよう抑えているのです。

手首末端の一番分厚い部分に輪ゴムが入っています。弊社製造の13ゲージ軍手にも。
輪ゴムってよく手首に着けてたりしますよね。あのような感じですかね。
素でつけるより糸で表面を覆われているのでつっぱり感などは出にくいですが。
もちろん手袋の仕様によっては輪ゴムを入れずに「ロックミシン」のみで仕上げる場合も御座います。
ご興味がある方は是非使用後に廃棄する軍手などを解体してみてみて下さい。