軍手に左右の区別があるのか?
と聞かれますとほとんどの方は思うのではないでしょうか。
「気にしたことがなかった」と
軍手はどんどん使いどんどん消費するもの。作業によっては左右で劣化に差が出てきます。
そんな時でも左右の区別が無く、入れ替えたりして使えます。
また脱ぎ捨ててその辺にぽいと置いていても装着の際には左右が無いのですぐに着脱出来ます。
じゃあ「製造段階」から左右区別無く作っているのか?
そうです。軍手は「製造段階」から左右区別なく作られています。
ファッション手袋なんかでは親指の形状に合わせて変化しているので左右の区別が有るものもありますよね。
ですが軍手の場合はそうしたことがなく製造・使用での利便性が高いのです。

機械から軍手が出て来る様子。常に同じ方向の軍手が出てきます。(暗くて申し訳御座いません)
そんな軍手ですが左右がハッキリ決まっているものがありますよね。
そう「スベリ止軍手」です。
「スベリ止軍手」いわゆる普通の軍手にスベリ止のボツボツをつけて加工をしています。
スベリ止加工をする際には左右1セットずつ加工しています。

軍手にスベリ止加工をする様子。左右 1セットずつ機械でシルク印刷されます。
大量に加工しても左右同時加工なので数量にバラツキは出ないんですね。